ヴィアマーレ

もうすぐ梅雨明け?6月4〜6日のログ

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梅雨明けといえば自分の嫌いなカーチベー「夏至南風」の季節。カーチベーは梅雨明けを告げる南西からの季節風で読谷の都屋漁港は思いっきり南西を向いているのでこの季節は常に波の高い状態が続きます。でももう無理して自社ボートを出す必要はないんです。カーチベーといえば真栄田岬ということで今回は3日間とも前兼久漁港の菊丸にお世話になりました。

6月4〜6日のゲストはコロナ禍で長い長いブランクを乗り越えたシニアダイバー4人チーム。最初は恐る恐るでしたが、さすがベテランのダイバーさんたち。すぐに勘を取り戻して思い思いに久しぶりの沖縄の海を楽しんでいらっしゃいました。

前日空港へお迎えすると女性ゲストがスーツ3mmでも大丈夫ですよね?と聞かれて目が点。聞けば器材の準備をして沖縄に送る日に大阪はめちゃくちゃ暑かったらしく、3mmで大丈夫だと思ったそう。いやいや無理でしょ。というわけで急遽レンタルスーツを準備、フードベストも。

私はというと一人ホライゾンで!

 

6月3日

1日目、生憎の雨。風も強め。寒い一日。

 

1st. Dive : 谷茶タワー

久々なので山田の砂地がいいなーと思ったのですが、翌日からはカーチべーが強くなりそうとのことで1本目はダイナミックな地形が売りの「谷茶タワー」へ。とりあえず浅いところで様子をみようと潜降開始。なんのなんの、皆さんブランクを感じさせない潜りっぷりなので、結局タワーへ。深度は浅めに。

 

2nd. Dive : さんごビューティー

2本目はそのまま港に戻らずにサンマリーナホテル沖の「さんごビューティー」へ。こちらはびっくりするくらいサンゴが綺麗なポイント。沖縄本島はサンゴが復活しているこをを話すとゲストの皆さんもとても喜んでくれました。

昼食は昨年あたりにオープンした菊丸の係留場所から歩いて30秒のレストランへ。スーツを脱ぐのが面倒なのでそのままテラス席へ。雨の上に折からの強風で寒い!女性陣には車に積みっぱなしだったボートコートを出してきて凌いでもらいましたとさ。

このレストランで食事するのは初めてでしたが、メニューを見るとかなり強気のお値段。でも主に外人で結構賑わっています。とりあえず一番安そうなタコスを頼んでみたら、まぁこのボリュームならアリかなという感じ。でももう2度はないかな。食後はこれまた車に積みっぱなしだったカセットコンロとヤカンでお湯を沸かして味噌汁で暖まりました。

 

3rd. Dive : 山田砂地

ほんとはリフレッシュで1本目に行きたかった山田砂地。ここはすり鉢状の砂地が特徴のポイント。ユビエダハマサンンゴの群落や、サンゴの増殖や、移植によるサンゴ再生の現場にもなっています。ここには以前はトウアカクマノミが目玉だったのですが、心ない者に盗まれたようで、今では見ることができません。代わりに今はいつもいるのがピグミーシードラゴン。長さ2cmほどでほとんど付近に生えているゴミのような海藻にしか見えない代物ですが、ローガンズのみなさんにもわかっていただけたようでした。ここで水深20m程度。

ピグミーシードラゴン
ピグミーシードラゴン

水深を徐々に浅くして、ユビエダハマサンゴを経由して、すり鉢の淵にあるサンゴの箱庭へ。ここでちょうど呼吸のために水面に上がっていくアオウミガメを発見!ここに居着いているのですが、しまった!行きしなにチェックしておけばよかったと後悔も先立たず。呼吸が終わったら戻ってこないかとしばらく待ってみましたが、結局どっかいっちゃいました(泣)

 

6月4日

昨日の雨が嘘のように朝から晴天!これぞ沖縄!

リクエストに応じてくれて今日はヴィアマーレが誇る読谷の残波岬へ。この季節は読谷から船を出すと行き帰りがかなり厳しいのですが、前兼久だと楽勝なんです!

 

1st. Dive : 残波灯台下〜カスミの根

アンカリングが意外と西寄りだったので、いつものコースを少しアレンジして、ピグミーシーホースを見た後にカスミの根を巡るコースに変更。ピグミーシーホース、今日はざっと5匹ほど見つけました。ルーペも準備してゲストにご紹介しましたが、思った通り、あまりにもバックに溶け込み過ぎているのですぐに見失ってしまうようでした。結構見やすいポジションにいたんだけどなぁ。と少し残念。

バーギバンティ・ピグミーシーホース
バーギバンティ・ピグミーシーホース

その後カスミの根へ。ここはカスミチョウチョウウオが乱舞するポイント。実はワタクシ昔から魚の中でカスミチョウチョウウオが一番好きです。黄色い縁取りに富士山のような模様が映えて実にジャパネスクなお魚だと思いませんか?

 

 

 

2nd. Dive : ミシラギ part.2

2本目はそのまま残波周辺で場所を移動してミシラギpart.2へ。

ここもドロップオフが売りの残波らしいポイント。深場に行くと黄色バージョンのバーギバンティ・ピグミーシーホースやリングアイ・ジョーがいるのですが、深すぎるので今回はパス。

ミニケーブでは立派なサイズのイセエビも見ることができました。

 

3rd. Dive : もぐりん

ここはかつて「もぐりん」という名前の観光潜水艇が営業していたエリア。高確率でタイマイというウミガメが見られるポイントなので、とにかくウミガメを探索。いつもならじっと休んでことが多いポイントをしらみつぶしにあたりますが、見つかりません。今日は無理かな?と諦めかけたところで遊泳中のタイマイを見つけますが、結局後ろ姿を見送るだけでした。

 

6月5日

最終日はかなりカーチべーが強くなったので真栄田岬周辺限定。雨は降らないもののどんよりと雲は低く、薄暗い海中でした。

 

1st. Dive : 真栄田岬・菊丸ブイ

いわゆる青洞の前ですが、青洞は華麗にスルー。ここは昨日のもぐりんと根続きなのでウミガメ探しを続行。幸いにも餌を食べるのに夢中のタイマイに出会いました。こうなればどんなに近づいても逃げません。ゆっくりとウミガメ観察。とふとダイコンを見るとなんと無限圧時間があと3分!後ろ髪を引かれる思いでタイマイくんに別れを告げて、ブイのロープ沿いに安全停止深度まで向かいます。途中でブイに付着したサンゴに隠れるエビ、カニ類やカワハギの幼魚などを紹介しつつ、ブラックライトを使って腔腸動物の発光もご紹介。満足の1本になりました。

 

2nd. Dive : クマノミ・パラダイス

2本目クマノミ・パラダイス。

名前の通り5mほどの浅場にハマクマノミが乱舞するポイント。

とりあえずクマノミは安全停止深度なのでまずはくし状に伸びた根に沿って探索し、クマノミ城でゆっくりと遊びました。

 

3rd. Dive : 山田砂地

ここで風が西寄りに変わり、風も強くなってきたので安パイの山田砂地へ行くも、沖出しの流れも強くなってきたので30分ほどで切り上げてエギジット。3日間合計9本のダイビングを終了しました。同じメンバーで来月もリピートが決まってますので次回を楽しみにしてます。夏本番になってるといいなぁ。

 

この記事を書いた人

案納昭則

潜水歴四十年、総本数12000本を超える現役のSSI(スクーバ・スクール・インターナショナル)インストラクターでありJPS所属の職業写真家。
2003年にNHK「趣味悠々〜水中散歩を楽しもう(全7回)」講師を担当。上智大学外国語学部フランス語学科中退。
NPO法人沖縄県ダイビング安全対策協議会事務局長を歴任。

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