ヴィアマーレ

車椅子ダイバー・介助ボランティア急募!

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車椅子ダイバーのお手伝いができるダイバーを募集します。

 

当店は25年来何らかのハンディキャップをお持ちのダイバーさんのサポートを行なってきた沖縄はもちろん日本国内でもおおよそ唯一無二のダイビングショップです。

世界で初めて、かつ、唯一の身障者に対するダイビングの指導を始めのは米国カリフォルニアのJim Gatacre 氏でした。創立当初はPADIやNAUIなど当時のイケイケ指導団体の伝説のインストラクターが100%協力して身障者ダイビングの認定基準を構築しました。

そのHSAの身障者ダイビングのノウハウを日本でも取り入れるため、HSA代表のJim Gatacreを招いて、日本で最初の障害者ダイビング講習会を行ったのが1991年、奄美大島でした。

志は高く持って始めましたが、やはり身障者のダイビングとなるとどうしてもマンパワーを必要としますので、健常者と同じ価格でダイビングサービスを提供するとなると、どうしてもダイビングショップとしての経営的にはどんどん圧迫されていくのでした。

一時期は身障者ダイビングを唄った指導団体やショップが日本国内でもHSAを模倣して数多くできましたが、今現在、それらほとんど消失しています。

そういった中でも当店では今でも古くからの身障者ダイバーがいまだに顧客としてご利用していただいており、試行錯誤も繰り返し、何とか赤字にはならずに身障者ダイバーへのサービスを続けてこれています。

しかしながら、自分ももう来年還暦を迎える身、さすがにマンパワー的には全く役に立たないどころか、下手すると被介護者に怪我を負わせるリスクもあるし、いつ自分自らが崩れるかすらもしれない疑心暗鬼の中なのでした。

というわけで今後は身障者ダイバーさんを受け入れるにあたっては、陸上でマンパワーになっていただける、若くてそれなりの力持ちで、志のあるダイバーさんの協力が絶対的に必要なのです。

水中では自分が完全にフォローできますので、主に陸から船への移動や、潜水後に水中から船に上げるときのサポートが主な役割となります。

本来ならSSIクラシファイドダイビング・バディダイバーコースの資格が欲しいところで、このコースを取得していただければ軽度なハンディキャップ・ダイバーであればプライマリー・バディを担当できます。最低でもSSIならAA。他団体ならアドバンスド・オープンウォーター・ダイバー・レベルであればご参加いただけるとしたいところですが、いずれにしろ、少なくとも自分のことは自分でできる、こと絶対必要条件です。当然ですが、こちらとしては身障者への対応が最優先です。万一セルフレスキューもできないダイバーの面倒ははっきり言って見れないし、自己を偽った上に何らかの事故があっても一才責任は持てませんので悪しからず。身障者を直接サポートするのはあくまでも自分ですので、他の介助ダイバーに必要以上のストレスを与えることはあり得ません。あくまでもバディーとして動静を注視し、プライマリー・バディである自分に何らかの問題があった場合に緊急連絡をしてくれればいいだけです。それでも志のある方の参加を歓迎いたします。

大変恐縮ですが、ボート乗船料(ほとんどの場合 2000円/1dive)とシリンダー代(1,000円/1シリンダー)のみはご負担ください。

通常のダイビングエリアですと、2ダイブで税込6,600円。3ダイブだと9,900円のみのご負担です。

 

ぜひ!ぜひ!!ぜひ!!!ぜひ!!!!

 

ご協力をお願いいたします。

 

この記事を書いた人

案納昭則

潜水歴四十年、総本数12000本を超える現役のSSI(スクーバ・スクール・インターナショナル)インストラクターでありJPS所属の職業写真家。
2003年にNHK「趣味悠々〜水中散歩を楽しもう(全7回)」講師を担当。上智大学外国語学部フランス語学科中退。
NPO法人沖縄県ダイビング安全対策協議会事務局長を歴任。

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