ヴィアマーレ

持ってる男たちの慶良間!

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先日O/W講習を修了した2名と、他のショップでやはりO/W講習を修了した1名を加えた3名の新米ダイバーさんが慶良間の海にチャレンジ!

この時期にしては1週間ほど天気も海も最高の状態が続いているという奇跡的な条件の中、特にこの日はベタ凪、持ってる男たちのサプライズ満載の1日となりました!

 

 

出航は北谷町浜川漁港から・・・・

 

出航直後、いきなりイルカとザトウクジラがお出迎え!

 

それも自力で!

出航直後ということで自分はほとんどノーケアでした^^;

海を見ていた彼らがイルカを見つけたらしく何やら叫んでいます。見ると船の後方でザトウクジラのがフルークアップで最終潜降を始めたところでした。

残念ながら全く警戒していなかったので写真は撮れませんでした。

見たのは自分達のグループだけ。とはいえまだ出航したばかりだし、本来ダイビングが目的なので船長には報告せずに今回はスルー。

イルカはザトウクジラについていたのでしょう。よくあることです。

というわけで幸先の良いスタート。

 

1本目:チービシ・クエフ

 

慶良間諸島の最も東に位置する慶伊瀬列島は沖縄本島から一番近い慶良間で、神山島、ナガンヌ島、クエフ島の3つの無人島からなります

神山島は3島の中で唯一灯台のある島。ナガンヌ島は基本的に無人島ですが、昔は何もない島でしたが、近年は観光施設が充実してきて、夏場は宿泊も可能です。

そしてクエフ島は3頭の中でも一番小さいサンゴの欠片(バラス)だけでできた島、いわゆる「バラス島」です。

いつも潜るのはこの島の北側のポイント。最大水深は12m弱、浅場にはサンゴがびっしり、サンゴがついていない岩盤以外はパウダースノーのようなサンゴ砂が見事です。

少し流れがありましたが、のんびりとサンゴを満喫しました。

 

 

2本目:ウチザン礁

 

ウチザン礁は、慶良間の前島と渡嘉敷島の間にある洗岩です。こういうところは普通流れが早いのですが、潮止まりを狙って入りました。

初心者がここを潜れるというのもよほど条件が良くないと難しいです。持ってますねー。

入ってすぐから70cmほどの大型のロウニンアジに付き纏われ始めました。なんと贅沢にもGTのストーカー!

海中ではザトウクジラの鳴き声が満ちていてしかもその音がだんだん大きくなり、そして去っていきました。

おそらくかなり近くを通っていったと思われ・・・・

エギジット直前にはまたまたGTのアタック、しかも最後は2匹になってるし・・・・

最大水深18.1m、46分のダイビングでした。

 

 

3本目:前島SW

 

前島の南西に位置するポイント。

水深20mほどにアカククリとミカヅキツバメウオの群れが見られるというので行ってみた。

一応18mから俯瞰で観察しました!ということにしておきます。

 

 

そしてメインイベントは帰港直前に!

 

慶良間海域を航行中常にアンテナ張ってたけど、なかなか見えないザトウクジラの気配。

唯一は2本目でおそらくダイビング中に近くを通過したはず。とはいえ水中の透視度はどんなに良くても30〜40m。よほど近くなければ遭遇することは奇跡に近いのでした。

ほとんど諦めかけた帰航20分前!見つけた!ザトウクジラのブロー!

慎重にフォローする。どうやら2グループほどいるようだ。天候が安定しているので沖縄本島周辺に集まってきているのかも。

流れでアプローチすると、いきなりブリーチ(跳躍)を二回! 

この子をフォロー。したつもりがいつの間にか親子クジラになっていた。至近距離でフルークアップダイブを撮影して帰航!

私は全く写真撮りませんでしたのでアップはありません( ;  ; )

 

 

この記事を書いた人

案納昭則

潜水歴四十年、総本数12000本を超える現役のSSI(スクーバ・スクール・インターナショナル)インストラクターでありJPS所属の職業写真家。
2003年にNHK「趣味悠々〜水中散歩を楽しもう(全7回)」講師を担当。上智大学外国語学部フランス語学科中退。
NPO法人沖縄県ダイビング安全対策協議会事務局長を歴任。

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