USS EMMONS 2023 最新情報 注意喚起あり+2023LST447 スケジュール
テクニカル・ダイビング今日のダイビングMares HORIZON SCRダイビングポイント紹介
今年初めてエモンズに潜ってきました。
が、数ヶ月前に潜った時とは劇的に様相が一変しており、極めて危険な状況です。
注意喚起!USS. EMMONS!
年末年始の北風の時化が原因と思われますが、船首の左舷からデッキに開いていた開口部の劣化が大きく進行しました。
現在、船体の一部が電気系統と思われるケーブルで首の皮一枚で繋がっている状態です。
この寒波の多時化でひょっとしたらすでに崩落しているかもしれません。
いずれにしろ、もう舳先を支えている船首左舷からデッキに至る支持は失われてしまっていますので、船首を支えている構造はすでに50%が失われているわけで、いつ崩落して現状の艦としての姿を維持できるのも時間の問題と思われます。
とりあえずは船首の穴の通り抜けは控えたほうがいいでしょう。
目次
USS EMMONS 最新映像
初めてUSS EMMONSをご覧になる方にもエモンズの概要を簡単に理解できる動画になっております。
USS EMMONS の概要
米海軍駆逐艦 USS.EMMONS (DD-457) は1941年8月23日に進水し、1941年12月5日に就役した、合衆国海軍の海掃駆逐艦。
大東亜戦争(太平洋戦争)末期に沖縄戦に投入され、4月6日、僚船ロッドマン(USS Rodman, DMS-21)と共に航行中、大規模に展開された特攻機の攻撃に際して標的とされ、エモンズは5機の特攻機によってほぼ同時に攻撃を受けた。エモンズは航行能力を失い、翌4月7日、敵の手に渡ることを避けるため海没処分とされた。エモンズを沈めるため、エリソンは5インチ砲弾96発を発射したという。この戦闘でエモンズの乗員60名が戦死し、77名が負傷したとされる。
USS EMMONS を潜る
USS.EMMONSはデッキ上の最も浅いところでも30m超、船首甲板で35m、船尾左舷スクリューまで降りると45mを超える大深度潜水となります。最低でもディープダイビングSPは必須(ディープSP、中性浮力SPをお持ちでない初見の方は基本潜降ロープから離れることはできません。)無限圧で潜水時間を延長するためには、エンリッチド・エア・ナイトロックスSPを受講の上、26%ナイトロックス使用を推奨。もっと長時間の潜水をお望みならSSIデコンプレッション・ダイビング(減圧潜水)SPを取得すれば15分までの減圧潜水が可能になります。減圧用のガスに高濃度酸素(70%ナイトロックス)を使用すれば水深40mでのボトムタイムは30分近くになります。せっかくのUSS.EMMONSを満喫するためにできれば一歩踏み出してSSIデコンプレッション・ダイビング(減圧潜水)SPを取得してみてはいかがでしょうか?実技訓練をUSS.EMMONSを潜りながらの取得も可能です。
SSIデコンプレッション・ダイビング(減圧潜水)SP
大深度でもっと長時間の潜水をお望みなら、ぜひSSIデコンプレッション・ダイビング(減圧潜水)SPの受講をお勧めします!
このコースを終了すれば最大15分までの減圧潜水が可能になります。通常の空気、もしくはエンリッチのシリンダーでも十分そのメリットはあるのですが、減圧用のガスをサブで携行して高濃度酸素(当店では最大75%ナイトロックス)を使用すれば水深40mでのボトムタイムは30分以上取れることもあります。
USS.EMMONSや後述するLST447、その他残波岬や真栄田岬、万座毛周辺、辺戸岬周辺などの大深度潜水を満喫するためにできれば一歩踏み出してSSIデコンプレッション・ダイビング(減圧潜水)SPを取得してみてはいかがでしょうか?
詳細は近日中に固定ページにてアップさせていただきますが、事前お問い合わせの方には必ずなんらかのサービスをご提供させていただきます!!
USS. LST447 (戦車揚陸艦)
LST447 は慶良間諸島のかつてケラマ空港があった外地島の南、水深40m超に鎮座した米海軍所属の戦車揚陸艦。
ごく最近レジャーダイバーでも潜れるようになった新しいサイトであるが、USS.EMMONSと違って潜降ブイがない上、基本的に流れも早いのでフリー潜降で水深40mの目的地までピンポイントに到達しなければならないという、かなり難易度の高いダイビングである。揚陸艦なので空間が広く艦内へのペネトレーション(侵入)もUSS.EMMONSに比べれば自由度が高いと言えるだろうが、そのためには最大水深40mを超えてしまう。
基本的にテクニカルダイビングのトレーニングを受けている方限定。レジャーダイバーではSSIディープダイビング、カレント&サーフ、エンリッチド・エア・ナイトロックスSPおよび他団体の同等認定をお持ちでない方の初見エントリーはお断りさせていただきます。
これらのSSIコースは当店でも受講可能。e-Learningでファイナルテストを終了後、1〜2日の海洋トレーニングで取得可能です。
できればSSIデコンプレッション・ダイビングSPまたは他団体の同程度認定を受けている方ならもっと長時間のレックダイビングを満喫いただけるでしょう。もちろんSSIホライゾンSCRダイバーならほとんど無限にお楽しみいただけます。
ぜひSSIホライゾンSCRダイバーを目指してみませんか?
2023 LST447 スケジュール
話がちょっとそれましたが、肝心のLST447の2023年度のスケジュールは以下の通り。
7/11-12
8/09-10
9/06-07
10/21-22
11/06-07
参加人数に限りがありますのでお早めにご予約ください。
料金等の詳細は近日中に固定ページにて公開させていただきます。
2023 LST447 参考価格
料金等の詳細は近日中に固定ページにて公開させていた抱く予定ですが・・
一応、参考価格です。正式公開時には多少価格が変動する場合がございます。
LST447 2ダイブ ガス&ウエイト( 税込)
REC (レクリエーション)
¥27,500
11.5LシリンダーINTバルブ(EANx27)ウエイト含む。
SSIディープSP、エンリッチSP、カレント&サーフSP同等資格が必要です。
SCR (Mares HORIZON)
¥38,500
11.5LシリンダーDINバルブ×2(EANx27) 5.8LシリンダーDINバルブ×1(EANx70)
SSI HORIZON SCR エクステッド・レンジ必須
TEC (テクニカル)
¥38,500
11.5LシリンダーDINバルブ×2(EANx27) 5.8LシリンダーDINバルブ×2(EANx70) サイドマウント。 SSIデコンプレッション・ダイビング又は同等資格が必要です。
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