SSI・クラシファイド・ダイビング・O/W講習
SSI・クラシファイド・ダイビング・O/W講習は体に障がいがある方や、ご高齢の方でサポートが必要な方を対象としたダイビングの初心者講習となります。障害の度合いや必要なサポートのニーズにもよりますが、通常はマン・ツー・ツーのバディシステムが基本の講習となっていきます。
当店では水中以外の介助サポートは一切できかねます。
陸上でのサポートにあたっては、必ず、いつもご同行いただいている介助の方をご同行いただくか、沖縄で現地の介助サービスをご自身で手配してください。
ダイビングに際しては、当店所属のバディダイバーをサポートダイバーとしてつけることももちろんできますが、その際にはサポートダイバーのタンク代やボートフィーなどの実費、およびマンツーマンサポートの日当を申し受けます。できる限り平時で介助を担当していただいている方と同時に講習することを強く推奨します。配偶者やパートナー様なら理想的です。介助される方にはかなりの負担を強いることにはなりますが、費用負担も少なくなりますし、ダイビングの現場で水中においても陸上でもシームレスに介助を続けられる環境を整えることができるでしょう。
認定には3つのカテゴリーがあります。
認定にあたっては、クラシファイド・ダイバーの特に緊急手順において自力でできるか?介助が必要か?さらにマスククリアや耳抜きなどのスキルにも介助が必要か?それぞれのスキル能力を評価して、レベル1からレベル3の三つに分類されます。
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レベル1
基本的に緊急時において自力で浮上できなければなりません。水面やエントリー、エギジットにおいてはある程度の介助を受けても構いません。
1
上体の強い対麻痺ダイバーならレベル1の認定が可能でしょう。
クラシファイド・ダイブバディ認定を受けたバディとマン・ツー・マンでダイビングできます。 -
レベル2
基本的な水中スキルは自力でできますが、緊急時のバディへの援助はもちろん、援助を受けなければ自力で浮上することもできません。
2
全盲ダイバーを含め、多くはこのレベルの認定になるでしょう。
クラシファイド・ダイバー認定を受けたニ名のダイバーと三名のチームでダイビングします。 -
レベル3
援助を受ければ水中を移動することができますが、器材のセッティング、マスククリアやレギュレーターが口から外れてしまった際にも援助を受けなければリカバリーすることができません。
3
四肢麻痺ダイバーや脳性麻痺ダイバーがこのレベルに該当します。
ダイビングにあたってはクラシファイド・ダイバーとクラシファイド・ダイブ・プロフェッショナルの三名のチームでダイビングしなければなりません。
SSIオープンウォーターダイバー講習
所要中4日 / ¥99,000-
最短で終了できた場合の料金です。クラシファイド・ダイバーの場合は4日間で全てのスキルを修了できることは稀です。また疲労などでお休みを余儀なくされるケースもございますので日程に余裕を持って参加されることを強くお薦めします。
基準を満たさない場合は認定を保留する場合もございます。その場合、通常のファンダイビング料金でコース基準満了まで責任をもって指導いたします。
C-カード発行手数料、その他必要経費を含んだ料金となります。
講習においては必ずインストラクター以外にバディダイバー1名の随行が必須となります。バディダイバーをこちらで手配する場合には、1日あたり¥11,000-の手配費用が加算されますのでご注意ください。将来、沖縄にバディダイバーが普及し、ボランティアでサポートしていただけるダイバーのネットワークが構築されれば、ご負担を少なくすることができると思いますが、現状では当店でスタッフを配置しなければなりませんのでご理解願います。
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1 お問い合わせ
お電話かフォームよりお問い合わせください。クラシファイド・ダイビングの場合はまずはダイビングの可否をまずは主治医の方に診断書をいただき、さらに当店が委託するダイビングに詳しい医療関係者に再度チェックしていただいて最終的なダイビングの可否を判断します。さらに事前にe-Learningをご自身で行っていただきますので、実際の受講に先立ち最低でも2ヶ月前を目安にご相談を開始してください。
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2 ご主治医様の診断書を取得(お客様)
SSIの認定基準に基づきご主治医様によりダイビング可否の診断書をご提出いただきます。
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3 専門医療者による再チェック(当店)
ご主治医様からの診断書をもとに、ダイビングに詳しい医療従事者に再度チェックしていただき、ダイビングに際して特に注意すべき点などがあればアドバイスしていただきます。
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4 受講スケジュールのご相談
ダイビングの許可が出たらスケジュールの調整に入ります。メールやお電話で当店の予約状況と擦り合わせして受講スケジュールを擦り合わせます。あらかじめごお希望日程が決定している場合は最初のお問い合わせ段階でお知らせください。
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5 SSIへのコース登録(当店)
当店にてSSIへのコース登録を行います。この時点でコース登録費用¥11,000はお支払いいただきます。万一実際の講習がキャンセルになった場合も、再度スケジュール調整すればこのコース登録費用は免除されます。
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6 e-Learningの開始(お客様)
SSIから登録完了のメールが届きますのでお客様の方でMySSIアプリをお手持ちのスマホにインストールしていただくか、PC上でMySSIにログインしていただければe-Learningを始められます。必ず受講までに完了してください。
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7 ZOOM座学
ある程度e-Learningが進んだところを見計らって2時間ほどのZOOMでの座学を日時をご相談の上、2、3回ほど行います。e-Learningを進めていく上で生じた疑問や、特に重要な点をご説明します。もちろん質疑応答はメールやラインなどで適宜回答します。
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8 ご来店、サインアップ
いよいよご来店。まずは実技講習開始にあたり必要書類にご記入いただきます。
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9 実技講習開始
SSI認定基準に則って、実技講習を開始します。スペシャリティーコース以外はほとんどの場合、1日目はプールなどの平水、2日目以降が海洋での実習となります。
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10 ファイナルテスト
最後にファイナルテストを行います。一度で合格できれば申し分ありませんが、万が一合格できなくても間違ったポイントをフィードバックしつつ合格を目指しましょう。
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11 サインナップ
ファイナルテストに合格したら、最終的なサインアップを行い、講習は終了です。
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12 認定(当店)
当店で認定の手続きが完了すればすぐにお手持ちのMySSIアプリに認定カードが表示されます。ご希望により有料でプラスチックの認定カードやディプロマの発行も可能です。
認定おめでとうございます!!
旅行傷害保険加入のお願い
ヴィアマーレをご利用のゲスト様には必ず事前に国内旅行障害保険をかけて頂くようお願いしております。
自らが負傷した場合はもちろん、ダイビングのシーンにおいては他のゲストの上にウェイトを落としてしまった、エギジットの際に謝って後続ダイバーの上に落ちてケガをさせたなど、自らが加害者となることもないとは限りません。
この種のダイバーさん同士の事故の場合については当店が加入している傷害保険ではカバーできかねます。
国内旅行傷害保険では一日千円程度の掛け金でこれらのリスクをカバーできます。
空港にも窓口がありますので、出発前に必ずかけて頂きますようお願いいたします。
お手持ちのクレジットカード付帯の傷害保険を適用しようとお考えの方は必ず条件をご確認ください。多くのカード会社で、特に国内旅行においではほとんどの場合、そのクレジットカードで決済しない限り適用されません。また事前に決済が完了していなければ保険の適用外となる可能性があります。当店は通常事後決済とさせておりますので、この場合は必ずお申し出いただき事前決済をお願いいたします。