ヴィアマーレ

O/WとAA(アドバンス)連続受講のススメ

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O/W講習とAA(アドバンスド・アドベンチャラー)講習は連続して受講できます!

 

O/W講習だけではその後のファンダイビングでの制約が満載!

 

O/W講習を終了しただけではその後のファンダイビングの最大水深が18mに制限されています。当店で講習を受けたダイバーさんや常連ゲストさんはスキルをよくわかっているので、18mを超えてガイドすることもありますが、初見のダイバーさんの場合はやはり18mの制限をつけざるを得ません。また他店や海外でダイビングする場合は間違いなくシビアに制限されてしまいます。またナイトダイビングなどの特殊な環境のダイビングにも参加できません。その壁を一気に取り払えるのがAA講習。他団体ではアドバンスド・オープンウォーター講習と呼ばれているもので、数々のスペシャリティーコースの紹介的なコースになります。本来ならそれぞれのSPコースでは2本から4本の海洋トレーニングを必要としますが、一応体験はしているということで、プロフェッショナルの監視下であればダイビングに参加することができるわけです。SSIではこの程度ではアドバンスド・オープンウォーター・ダイバーは名乗れないだろうということで、アドバンスド・アドベンチャラーとしています。なぜなら、オープンウォーター・ダイバーは本来、講習時と同じ環境下なら別のオープンウォーター・ダイバー同士で、インストラクターやガイドダイバーの監視から離れてバディ単位でダイビングができるはずなのです。そのアドバンスなのだからやはりバディ単位でそれぞれのスペシャリーティー・ダイビングができなければ、アドバンスド・オープンウォーター・ダイバーを名乗るべきではないと思いませんか?

さすがSSIです。ちなみにSSIのアドバンスド・オープンウォーター・ダイバーの条件はスペシャリティー・コースを最低4コース完了し、トレーニングダイビングを含め24ダイブを達成すれば自動的に認定されます。

 

しかもO/WとAAの連続受講だと特典満載なのです!

 

AA講習連続受講時の機材レンタル料金が無料!

 

バラバラに受講するとAA講習では別途機材レンタル料金が必要になりますが、O/W講習と連続受講時にはサービスさせていただいてます。AA講習には中2日必要ですので、レンタル料金は二日間。フルレンタルだと8,800円もお得です!さらに続けてファンダイビングする場合も機材レンタル料は無料!ぜひ長い休みを取って潜り倒してください!

 

O/W&AA講習連続受講は中4日から可能

 

O/W講習は初日コンファインド(限定水域、)2日目から4本の海洋トレーニングが必須ですが、1日のダイビングは3本までなので、3日目に4本目のO/W最終トレーニングを行なったのちに今回のケースのようにAA講習に移行します。その日に2本。4日目に3本の海洋トレーニングで終了!

 

ぜひ長い休みを取ってO/W講習からAA講習まで修了し、その後レンタル代フリーで潜り倒してください!!

 

 

モデルケース

 

新たなるダイバー誕生!

当店の夏場限定の短期スタッフで、座間味時代からの弟子の友人のご子息がオープンウォーター講習を受講しに来てくれました。

今回はO/Wに連続していわゆる他団体のアドバンスドO/Wに相当するSSI アドバンスド・アドベンチャラーまでの連続受講で、一挙に世界のレジャーダイビングでの制限がなくなりました。

 

 

初日、宜野湾マリン支援センタープールでコンファインド(限定水域)講習

 

この時期にしては快晴!ですが、プールなのでなんと水温は18度!

寒さに耐えて基本スキルを反復練習。

終了後、SSIのe-Learningでの学習内容を座学でおさらい。

 

2日目、今日も晴天ベタ凪、都屋からボートで3ダイブ

 

ここからは本格的な海洋実習です。

ボートダイビングなのですが、ベタ凪なのに港からわずか3分の近場のポイントでいきなりの船酔いでグロッキー状態 ^^;

マジ?って感じでしたが、とりあえず水中に入れば船酔いは全く問題なし。

2本目からは酔い止めを服用したらなんとか続行可能で3ダイブのトレーニング終了。

 

O/W海洋講習1本目:都屋漁港テトラ前

 

プールで徹底的に基本スキルを徹底的にトレーニングしていたので、まずは海洋でこれらの基本スキルを浅い水深と、やや深い水深で反復練習。マスククリアはとりあえず全没からのクリアまでは達成。

その後中性浮力の獲得にむけてフィンピポットで中性浮力での、呼吸と実際の浮力の変化とのタイムラグを体で覚えていただきます。

船酔いの影響を考慮して水面スキルはなるべく少なくなるよう考慮し、痙攣の治し方と疲労ダイバー曳航程度で終了。

 

O/W海洋講習2本目:都屋漁港テトラ前

 

酔い止めを飲んだので、多少は体調はよくなりましたが、念の為水面スキルは回避。

基本スキルを復習し、まずは緊急手順のトレーニングでまずはオクトパスブリージングアセントと緊急スイミングアセントを交代で。

耳抜きも問題なさそうなので、緊急浮上手順の繰り返し練習のついでに徐々にフリー潜降と浮上の練習も同時進行で。

潜降姿勢もサマになってきました。緊急浮上時のバディの連携も見事です。

ポジティブ・ボイヤント・アセントのデモンストレーションは、練習自体が危険を伴うのでデモンストレーションのみ。

ロクハンでのポジティブ・ボイヤント・アセントは六キロのウェイトを捨てるのでかなりハードです (⌒-⌒; )

あとはコンパスナビとナチュラルナビを兼ねたミニ・ツアー。

 

O/W海洋講習3本目:都屋漁港テトラ前

 

深場に移動して、中性浮力を利用したホバリング(呼吸のみで水中で手足を動かさずに同じ水深をキープするスキル)のトレーニング。こちらは徹底的に体で覚えてもらいます。

緊急浮上手順も反復練習も継続。

 

 

3日目、今日も晴天ベタ凪、まずは都屋からボートで2ダイブからビーチのナイトダイビング

 

O/W海洋講習4本目:伊奈武南

 

O/W最終ダイビングです。これまでおスキルを一通りおさらい。

その前に本人の希望でペンディングになっていたマスク脱着をまずは浅い水深で練習。

だいぶなれてきていたので一発でクリア。

その後水深5mあたりで再度チャレンジし、こちらも難なくクリア。

最後にフロートの展開も体験してもらいましたが、これが一大事。

初めてなので、というか自分が手順のミスに気が付かなかったのが悪いのですが・・・(⌒-⌒; )

リールに繋がないまま、フロートに空気を入れてしまうものだから、自分がフロートを保持して必死で浮かないようにコントロールしてなんとかリールに繋いで打ち上げ完了しました。

ま、とりあえずO/W講習は合格!!

ともあれ、お疲れ様でした!

 

間髪入れずSSIアドバンスド・アドベンチャラー(Advanced Adventurer)講習の開始です!

 

AA海洋講習1本目:ディープダイビング 伊奈武南

 

SSIアドバンスド・アドベンチャラー(Advanced Adventurer)講習は、PADIやNAUIさんのアドバンスド・オープンウォーター・ダイバーに該当するコースで、SSIの各種スペシャリティーダイビングの紹介コースであり、ここで経験した5つのスペシャリティーダイビングには参加が可能となるので、コアなSPを選べば、世界中でレジャーダイビングの範囲ならほぼ制約が無くなります。

当店ではAA講習といえばコアなSPはディープダイビング、視界不良/ナイトダイビング、エンリッチド・エア・ナイトロックスの3点。あとはパーフェクト・ボイヤンシー、ナビゲーション、フォト&ビデオなどをご要望に応じて選んでいただいています。

今回のAA1本目はディープダイビング。

最大水深25mのダイビングを計画し実施するというもの。

ディープダイビングにおけるリスクとリスク回避の手順を事前のe-Learningとブリーフィングで徹底的に説明した上で、潜水計画を立て、ダイビングコンピューターの指示に従ったディープダイビングを実施しました。

 

AA海洋講習2本目:ナイトダイビング 水釜ビーチ

 

今回のAA2本目はナイトダイビング。

視界不良と夜間でのダイビングという範疇ですが、正直、視界不良とナイトダイビングが未だに同じ範疇にあること自体が理解できません。

視界不良ダイビングとナイトダイビングは全く違う範疇と思うのですが、今のところSSIでも同じ範疇に入っているので仕方ありませんが、とりあえず視界不良は消していただいて結構。

そもそもレジャーダイビングで視界不良ダイビングなんてするべきではないからです。

この辺はまた別記事で詳しく解説したいと思いますが、とりあえず今回はナイトダイビング。

最近ではナイトダイビングはほとんど水釜のビーチエントリーが多いです。

初めてのナイトなので、まだ明るい時間にダイビングを開始して、徐々に暗くなり、やっと本格的なナイトダイビングになったあたりでダイビング終了となるように心がけています。

 

4日目、今日も晴天ベタ凪、今日も都屋からボートで3ダイブ

 

AA海洋講習3本目:ナビゲーション 伊奈武南

 

今回のAA3本目はナビゲーション。

ナビゲーションは大きく分けてナチュラルナビゲーションと、コンパスナビゲーションがあります。

AA講習では紹介コース。

我々沖縄のプロフェッショナルダイバーが普段行っているナビゲーションはほとんどがナチュラルナビゲーション。たまーにコンパスを使うぐらいの

 

 

AA海洋講習4本目:エンリッチド・エア・ナイトロックス 伊奈武南

 

AA4本目はエンリッチド・エア・ナイトロックスを体験していただきました。

NITROX(ナイトロックス)とは窒素(NITROGEN)と酸素(OXGEN)をくっつけた造語です。窒素と酸素の混合機体なので、我々が普通に呼吸している空気も窒素と酸素の混合気体なのでNITROX(ナイトロックス)です。

ここで我々が扱うのはEnriched Air Nitrox(エンリッチド・エア・ナイトロックス)、酸素濃度が濃いナイトロックスということです。

EAN(Enriched Air Nitrox)を使って潜る利点は通常のレジャーダイビングの範疇であれば、減圧症のリスクを劇的に軽減できることと、潜水後の疲労感が劇的に軽減できること。

一方のリスクは水深30mを超えたダイビングでは酸素中毒のリスクが高くなってしまうところです。

座学でリスクマネージメントを学習し、実際のダイビングでエンリッチで潜る快適さを体感していただけます。

多くの海外のリゾートでは空気とエンリッチの価格の差がないところが多いです。日本ではまだまだエンリッチには追加料金がかかることが多く、なかなか普及しませんが、海外でダイビングする機会が多い方はぜひ受講しておいた方がいいSPです。

EAN SPはイーラーニングの学習とオンライン座学だけで認定が可能ですのでオススメです。

 

 

AA海洋講習5本目:パーフェクト・ボイヤンシー ユーバンタ

 

中性浮力を極めることは、ダイビングお快適さを極めるためにもっと重要な要素です。

詳しくは中性浮力に関するブログをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

案納昭則

潜水歴四十年、総本数12000本を超える現役のSSI(スクーバ・スクール・インターナショナル)インストラクターでありJPS所属の職業写真家。
2003年にNHK「趣味悠々〜水中散歩を楽しもう(全7回)」講師を担当。上智大学外国語学部フランス語学科中退。
NPO法人沖縄県ダイビング安全対策協議会事務局長を歴任。

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